私は20代の時に、投資詐欺に引っかかり、多額のお金を失いました。
そんな経験から学んだことをまとめていきます。
こちらの記事では、友達から誘いがあった場合の対処法、そして投資詐欺を通して学んだ投資の本質、私が投資詐欺を通して学べたことと失ったものについてかいてきます。実体験なのでリアルな話です。ぜひご覧ください。
目次
向こうからくる時点で99.9%詐欺
投資詐欺を見極めるポイント3選として、こちらの記事を書きました。
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涙の経験者が語る!投資話・詐欺を見抜くためのポイント3選&リアル
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そしてこれだけは覚えておいてほしいということは、とてもシンプル!
向こうから話が来る時点99.9%詐欺です!
これは、経営者などお金を持って、守り続けている人ほぼすべての人が言っています。
会社経営者やお金を持っている人は、一般人からは比べ物にならないぐらいこのような詐欺話が来るようです。その果てを何個もみているので身にしみてわかっているのでしょう。お金がほしいから、向こう(詐欺集団)が行動して動いているのです。だからどんなに耳心地がいい言葉でも信じない、いい話だから信じない、そんな免疫がついているように思います。
投資の本質
投資の本質とは、その企業がしている事業に賛同して応援するということです。自分から「この企業の活動に将来性がある」「世の中に必要な技術だ」という思う事業をしている企業を応援するつもりで株を買って応援するものなのです。
向こうから、この話儲かりまっせ!できた話に「ラッキー」と乗るものではありません。(いろいろ言っていますが、私は自分で文章を打っていて耳が痛いです?ラッキー♪と飛び跳ねていましたから…)
その本質を知れば、そもそも詐欺にはかかれません。決して忘れてはいけないことです。
友達からの勧誘には
詐欺関連の話は、友人・知人から来ることも多いと思います。マルチ商法で紹介したい!本気でそう思っている方は、どんなに昔の友人でも、一回飲み会で会ったことのある軽い関係でも、連絡をとってきます。そのぐらい本気なんですね。
そしてマルチのような勧誘ビジネスや投資案件を紹介してくる人のほとんどが、「本当に、これは素晴らしいから」と信じ切っていて、良いものだからと勧めてきていることが多いです。詐欺師のように騙そうなど微塵も思ってなく、素晴らしい話だから、人に進めないといけない!という使命感をもっている方のほうが多いです。
だからこそ親しい友人・知人が持ってきた知話だからと「やってみようかな?」と思ってしまうかもしれません。信じたくもなると思います。
これには注意が必要です。投資の話は「信頼できる人が持ってきた話だから大丈夫」はありません。
一番初めに書きましたが、向こうから「いい話あるよ~♪」ときた時点で99・9%詐欺です。
信頼している人がやっている、お金持ちな友人がしているから、大丈夫と思ってしまうのは危険です。詐欺であった場合、その後の関係に亀裂が入る可能性もあります。
ショックでうつ病に…
私に投資の話を紹介してきた知人は、その案件が本物だと信じて、紹介してきた方でした。
100%信じていたようなので、多くの人を誘っていました。その投資の話がいつまでたっても行われず、詐欺かもしれないと疑念が生まれてきたときに、その方は大きなショックと多くの人を巻き込んでしまった自責の念からうつ病を発症してしまいました。
また私も自己責任といえど、進めてきた相手に一時期不信感をもったのもの事実です。もちろん相手のせいにするのはおかしな話です。ですが頭でそう思っても誰かを責めて責任転嫁したくなるのです。
このような点を含めて友人からの勧誘は本当に辞めたほうがいいです。マルチ系詐欺は大切な人間関係を壊します。あなたの今まで気づきあげてきた人脈を、お金儲けのために利用し破壊していきます。お金を失うよりダメージがあると思います
あ、ちなみにその方とは今では、以前のように良好な関係を築いているのでご安心を★本当です!嘘ではありません(笑)
詐欺で得たもの/失ったもの
私は、詐欺にあってしまいましたが、お金と向き合ういい経験になったと今では思います。
私が詐欺にあったのは20代のころでした。20代のころは蓄えもなく使えるお金にも限度がありました。もし、年齢を重ねて蓄えが増えた時にはじめて詐欺の話がきたら、もっと大きな被害を被っていた可能性もあると思います。
くだらない話に乗ってしまった自分を随分責めましたが、自らの失敗経験があるので、「騙される人は馬鹿」などという尖った考えがなくなったのもいいことでした。反省し、ここから学ぶのは必須ですが、お金や投資の本質を学ぶいい経験と今では受け止めています。
ですが失った物もありました。
まずはお金です。それは当たり前です。あとは少しの友人と信用です。私がかかった詐欺は、紹介するほど、リターンがあるものでした。(マルチ系です)
また、当時の周りの人からも「こんなにいい話を人に教えないとあなたが後で恨まれるんだよ?自分のたためでなく相手のために行動しなよ」と言われており、私もそう信じ切っていました。そして何人かに紹介しました。
ほとんど連絡とっていない知人に連絡して、会って、投資の話をして、呆れられたことや縁が切れたこともありました。相手からしたら怪しさ満点で私の話など聞く価値もなかったのでしょう。ですが、当時の私は「なんで相手のためにいっているのに誰も聞いてくれないんだ」と嘆いていました。
ちなみに私は紹介が一人もできませんでした。今となっては良かったと安堵ですが、私から話がされた方には嫌な思いをさせてしまったなと今でも心を痛め後悔することがあります。自分が恥ずかしいとも思います。
洗脳状態だった
今思うと当時は洗脳状態でした。洗脳というのは、本当に身近なものなのだなと学ぶことができました。
なかには「なにおかしなことしてるの?」「そんな話信じれないよ」と言ってくれる方もいました。「絶対に辞めな」と言ってくれた人もいました。でも当時の私はそんな相手を「理解できてない人」として、全く意見を聞けませんでした。
洗脳から抜け出すには、痛みを伴います。自分が騙されていた、馬鹿だったという事実を受け止め、自分の考えの軽薄さを受け入れないといけません。支払ったお金はもちろん戻らないほか、費やした時間、人によっては周りの人を巻き込んでしまった事実をそれを背負わないといけません。
だからこそ、抜け出せない人も多くいます。信じていたほうが幸せなのはわかります。ですが人生は有限です。そのことを意識したときに、本当にこのままでいいのか?どうしたいか?自問自答することが大切です。
まとめ
以上、投資詐欺について、投資の本質、そして私の体験談や学んだことをまとめました。後悔や自己嫌悪をも大きかったと書きましたが、今では【学び・経験】として受け入れられるようになりました。
そして、わかったことがあるのですが、投資詐欺にあっている人が本当にとっても多いということです。私の知り合いでも全く別の投資詐欺にあっている方、何人もいます。いちいち人に話さない人も(隠したい人も)多いと思うので実際はもっと多いと思います。
自分が愚かだから詐欺被害にあったと思っていましたが、相手がプロだったからだと思えるようになりました。そしてもう自分を責めるのを辞めて前向きになろう!思えるようになりました。そう思えたら、心の重りがなくなって、気持ちが楽になりました。
もし、詐欺にあって落ち込んでいる人がいたら、この記事を読んだあと、学びとして受け入れ前向きになってくれたら嬉しく思います。そのような経験がない方にも今後のお役に立てたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
投資詐欺を見抜くポイント3つについては、こちらの記事に記載しています。ご興味あればぜひご覧ください。
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